■ 監督:康 宇政 (Woojung Kang カン・ウジョン)
1966年 東京生まれ。(韓国籍)
1987年 東京都立志村高校卒業。
1988年 東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ専門学校)
放送芸術科卒業後、約2年間フリーの演出助手として活動。
1990年 制作プロダクション、株式会社アド・アバブ入社。
2003年 株式会社アド・アバブを退社、現在フリーランスとして活動中。
伊勢真一監督をはじめとする演出家やカメラマンなど、ドキュメンタリー志向の強いスタッフとともに
長年、仕事をともにする。制作活動はテレビ中心で、現在はNHK BS-hi「アインシュタインの眼」で
総合ディレクターを担当。今回、長編ドキュメンタリー映画は初監督作品となる。
(20年近くTVやPR業界でミニ番組や企業PVの作品を手がけ、携わった作品は300タイトル以上)
【邂逅】
しばらく会わない人に、思いがけないところで会うこと。
めぐり会い。
私がまだ中学生の時、NHKの番組にエキストラで出演したおり初めて出会ったナマの噺家、それが柳家小三治師匠でした。
私は落語なんかテンで興味を持っていなかったのですが、スタジオの袖で拝見していて、子供ながらに"落語って、こんなに面白いんだ"と初めて体感した瞬間でした。
ひょんな縁があって、柳家小三治師匠に引き合わせて頂き、TVに出なくなった理由を尋ねてみると「寄席を大事と考えTVの出演は控えている」と噺家の気構えが伺えるお答え...。
そんな小三治師匠が時折、口にされるのが、「元々、私は自分の落語の記録を残すのが嫌な人なんです。噺家なんて、どんどん変わっていくものですしね。」
そんな師匠が、上野・鈴元で『歌ま・く・ら』というリサイタルをする際、「歌を録音してくれるかい」とのお話があり、「折角なら映像も一緒に撮りましょうか?」とお願いしたところ、快く承諾。その撮影が切っ掛けとなりプライベートな場面から、高座の楽屋裏、あちこちの地方公演にも同行し、気が付けば雲霞の如くつきまとって、3年半。
ひとりの名人と呼ばれる噺家・小三治師匠の心のうちを、見つめたドキュメンタリー映画が完成しました。
■ プロデューサー:安西 志麻(あんざい しま)
1947年 山形県生まれ。
1969年 株式会社グループ現代入社、各種記録映像制作に携わる。
1972年 グループ現代退社後、フリーとなる。一方、ドキュメンタリー映画「ゴッド・スピード・ユー BLACK EMPEROR」他、柳町光男監督作品に携わる。
1984年 株式会社オフィス・シマを設立。
会社作品として制作した主な作品
◆NHKスペシャル
「サンタの国の贈り物~フィンランド歌紀行~」2001年
「市川雷蔵~その魅力のすべて~」2002年
「映画の中の宮本武蔵~時を越えて生きるヒーロー~」2003年
◆東映・教育映像制作ビデオ
「架空請求のワナ」2005年
「交通捜査官 三浦哲夫・「ある死亡事故の報告」2006年
「知っていますか?食品のかしこい選び方 旬の食材・食品添加物」2007年
◆アサヒDVDブック(朝日新聞出版)
「さようなら 寝台特急 あさかぜ ― 名門ブルートレイン 栄光の軌跡」2005年
「ありがとう 夢の超特急 ―0系新幹線物語― 」2008年
「栄光のブルートレイン 寝台特急 富士・はやぶさ」2009年2月発売予定
その他、教育映像作品、テレビ番組、企業VPなど多数手がけている。
映画作品
◆プロダクションマネージャーとして
映画「十九歳の地図」柳町光男監督(プロダクション群狼)1979年
映画「さらば愛しき大地」柳町光男監督(プロダクション群狼)1982年
映画「火まつり」柳町光男監督(プロダクション群狼)1985年
映画「愛について・東京」柳町光男監督(プロダクション群狼)1993年
◆アシスタントプロデューサーとして
映画「カミュなんて知らない」柳町光男監督(プロダクション群狼)2005年
■ プロデューサー:米山 靖(よねやま きよし)
1955年 長野県生まれ。
1975年 録音スタジオ櫂の会入社、太田六敏氏に師事。
1980年 ATG作品:神代辰巳作品「ミスター、ミセス、ミスロンリー」で録音技師になり、同年櫂の会を退社し、フリーとなる。以降、劇映画、教育映画、ドキュメンタリー作品等の録音監督として国内外の多くの作品を担当。
1992年 ヒポ・コミュニケーションズ設立。代表取締役として現在に至る。
1997年 日本アカデミー賞協会 最優秀録音賞受賞「Shall we ダンス?」
2004年 ドキュメンタリー映画「花はんめ」プロデュース
2008年 日本アカデミー賞協会 優秀録音賞受賞「それでもボクはやってない」
主な作品
◆劇映画
「敦煌」佐藤純彌監督(大映)1988年
「ファンシイダンス」周防正行監督(大映)1989年
「シコふんじゃった。」周防正行監督(大映)1991年
「さくら」神山征二郎監督(青銅プロ)1994年
「ナイトヘッド」飯田譲治監督(共同テレビジョン)1994年
「KAMIKAZE TAXI」原田正人監督(ライトビジョン)1995年
「Shall we ダンス?」周防正行監督(大映、日本テレビ)1996年
「東京原発」山川 元監督(「東京原発」フィルムパートナーズ)2002年
◆長編記録映画
「ルーペ カメラマン瀬川順一の目」伊勢真一監督(瀬川さんを記録する会)1997年
「亜熱帯の島 西表、小笠原」渡辺哲也監督(東京都、学研クリエーティブ)
「見えない学校」伊勢真一監督(スクールらくだ)1998年
「こどもの時間」野中真理子監督2001年
「ぴぐれっと」伊勢真一監督2002年
「水になった村」大西暢夫監督2007年
その他、テレビ番組、企業PV、CMなども多数手がけている。
◆プロデュース作品
「花はんめ」金 聖雄監督 2004年
■ 撮影:杉浦 誠(すぎうら まこと)
1947年生まれ。1970年東京造形大学造形学部ビジュアルデザイン学科中退。同年、株式会社グループ現代にて撮影助手としてスタート。以後、撮影助手を経て、1975年よりフリーのカメラマンとして独立する。日本野鳥の会会員となり、多くのネイチャリング作品に携わる。
●主な作品
「サントリースペシャル 太古の森」(TBS)、「ネイチャリングスペシャル カナダ」(テレビ朝日)、「リバーウオッチング」(フジテレビ)、「馬放鳥の四季」(フジテレビ)、「花の百名山」「野鳥百景」(NHKBS)、「さようなら 寝台特急 あさかぜ―名門ブルートレイン 栄光の軌跡」・「ありがとう夢の超特急 ―0系新幹線物語―」・「栄光のブルートレイン 寝台特急 富士・はやぶさ」(アサヒDVDブック)(2009年発売予定)などその他、テレビ、DVD作品など多数あり
■ 構成協力:伊勢 真一
1949年東京生まれ。父は記録映画編集者として活躍した故・伊勢長之助。1995年、重度の障害をもつ少女の12年間を追った作品「奈緒ちゃん」で毎日映画コンクール記録映画賞グランプリを受賞。その後も「ルーペ」(97年)、「えんとこ」(99年)、「ぴぐれっと」(02年)などを発表し、テレビ、映画と幅広くヒューマンドキュメンタリーを手がける。プロデュース作品に「タイマグラばあちゃん」など。